【どうなった?】アツミゲシを通報したあの場所に行ってみた

こんにちはこんばんはいらっしゃいませおはようございます。僕です。

3日前に「アツミゲシってなに?散歩中に見つけた所持すると違法な花」で、散歩中にkiccoちゃんさんがアツミゲシと思われる花を見つけて、警察に一応通報したというお話をした。

僕「そういえば、アレどうなったかね?」

今日、kiccoちゃんさんとお散歩する機会があり、ちょっと気になったのでその場所に行ってみた。

なくなっていた

結論から言うと、無くなっていた。
明らかに無くなっていた。
薄紫〜ピンクがかった紫の特徴的な花はどこにも見当たらなかった。
花が散ったとかではなく、葉っぱとか茎とかもなくなっていた。
少し観察してみると、多分ここにあっただろうなという跡はあった。
でも、根っこから根こそぎ掘り返されているという感じではなかった。
大体40株ほど群生していたけど、全部なくなっていた。
通報して3日後には全部無くなっていたので仕事早い。

すばらC

やはりあれはアツミゲシだったということなんだろうな。

どう対処したか推測

「自生しているけしを発見したときは通報しなければならない」みたいな通報義務はないし、「自生しているけしを発見したときは除去しなければならない」みたいな除去義務もない。
つまり、自生しているけしに対する具体的な対処方法は、法律上は明確に定められていない。
現実の対応としては、「不正大麻・けし撲滅運動」というのを厚生労働省が毎年実施していて、都道府県や保健所などが発見・通報を受けて除去に動くという、予防としての活動をしているみたい。
厚生労働省のwebページで報道発表資料が2025年4月24日(木)に掲載されていた。

「不正大麻・けし撲滅運動」を5月1日から実施します

「不正大麻・けし撲滅運動」の期間は5月1日〜6月30日みたい。
図らずも、まさにその最中にアツミゲシらしき花を見つけて通報していたことになる。
「関係機関の後援を得て、不正栽培の発見に努めるとともに、自生している大麻やけしを一掃するための除去活動をこの期間に集中的に行います。」とあるので、通報を受けて確認の上で除去という流れを、都道府県の衛生主管部局や保健所などが関係機関と共に行っていくんだと思う。
つまり、空き地ではあったが私有地っぽい感じだったのでまず土地の所有者を特定して連絡を取って、現地へ実際に足を運んで本当にそれがアツミゲシなのかという確認作業をして、あへん法に定める許可の必要なけしだったため引き抜くという除去作業をした、という流れだったのではないかと推測。

  • 土地所有者を特定確認作業除去作業

多分こんな感じ。
除去作業には、引き抜く以外にも焼却処理とかがあるらしい。
すべて行政がやったのかもしれないし、関係機関にすべて委託したのかもしれない。
許可があれば栽培や所持ができるので、関係機関というのは恐らく許可を受けた業者。
けし耕作者とか甲種研究栽培者とかがあるらしい。

再確認

改めて、アツミゲシの特徴を再確認してみる。

アツミゲシ(渥美罌粟)は、ヒナゲシやナガミヒナゲシと同じような「ケシ」の仲間で、花の色は薄紫〜ピンクがかった紫。

kiccoちゃんさんが大興奮しながら撮影した花

茎はスラリと細長く、葉っぱにはギザギザとした切れ込みがあり、ツボミや茎、葉っぱの後ろ等にトゲが生えているのが特徴。

kiccoちゃんさんが大興奮しながら撮影した葉っぱ

愛知県の渥美半島から広がった外来種のケシなので「渥美罌粟」と呼ぶらしい。
ナガミヒナゲシ(オレンジ色)に比べると、花が一回り大きく、色も落ち着いていて野草って感じ。
法律で所持や栽培が禁止されているので、自生しているのを見つけても触らない方が良い。

合わせて読みたい

アツミゲシってなに?散歩中に見つけた所持すると違法な花

まとめ

結局、除去されていたということは、ほぼ確でアツミゲシだった。
今思えば、たまたまちょうど撲滅運動期間中だったので、通報して3日後には全除去という仕事の早さだったということなのかもしれない。
なにより、

kiccoちゃんさんがすごい

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