こんにちはこんばんはいらっしゃいませおはようございます。僕です。
MBTIの4指標のひとつに「興味関心の方向」がある。
これはエネルギーを得る方向の好みを示すもので、外向型(Extravertion)のEと、内向型(Introvertion)のIがある。
4文字のアルファベットうち1文字目。

僕はINTJ自認なので1文字目からI型(内向型)ということらしい。
E(外向型)とI(内向型)の違いを整理して、それぞれの特徴や強み・課題をまとめてみる。

外向型[E]は、興味関心の方向を外側に向けることを好む。
人と話すことや外の世界との関わりから活力を得やすく、他者や周囲の環境といった外部からの刺激を通じてエネルギーを充電しようとする。
たとえば、職場で失敗して落ち込んだとき、仲間と飲みに行って失敗談を笑い話にすることで気持ちを切り替えることが多い。
一人でじっと内省するよりも、人との交流や外の刺激を通じて気分を回復させる方が自然と考える。
また、行動によって理解を深めようとする。
物事を考えるとき、まず行動しながら試すことを好む。
「やってみないとわからない」という姿勢が自然に出やすく、経験を重ねることで理解を深めていく。
旅行とか新しい人との出会いとか活発な議論とかとか。
外の世界の変化を通じて理解を深めようとする。
こんな感じに、外向型は外界から新しい刺激を受けることを心地よく感じやすい。
言い換えると、刺激に鈍感なため、より強い刺激を外へ求めていこうとする。
- 社交性:人脈を広げやすく、チーム活動で力を発揮する。
- 行動力:新しいことに挑戦し、実践から学び取る。
- 環境適応力:変化のある状況でも比較的柔軟に対応できる。
- 外の刺激を求めすぎて内面の整理を後回しにしがち。
- 沈黙や一人の時間を退屈に感じ、考えを深める前に動いてしまうこともある。
- 他者と関わり続けるあまり、自分自身の疲れに気づきにくい場合がある。

内向型[I]は、興味関心の方向を内側に向けることを好む。
自分の思いや内の世界の意識から活力を得やすく、自分の思考や内面といった内部からの刺激を通じてエネルギーを充電しようとする。
たとえば、職場で失敗して落ち込んだとき、一人で考える時間を作って自分の気持ちを整理することで気持ちを切り替えることが多い。
仲間とすぐに騒いで気分転換するよりも、静かに思考することで気分を回復させる方が自然と考える。
また、内省から理解を深めようとする。
行動する前にまず考え、頭の中でシミュレーションしようとする。
十分に思考や準備を整えてから実行に移すため、物事を慎重かつ体系的に捉えやすい。
読書とか執筆とか深い対話とかとか。
作り上げた自分の世界を通じて理解を深めようとする。
こんな感じに、内向型は内面でのイメージや思考に心地よさを感じやすい。
言い換えると、刺激に敏感なため、外からの刺激に疲れやすく、外へ刺激を求めていこうとしない。
- 集中力:一人で物事に没頭できる。
- 深い思考力:慎重に考え、全体を俯瞰する。
- 独立性:他人の影響を受けすぎず、自分の軸を保ちやすい。
- 内面に没頭するあまり、周囲とのやり取りを後回しにしがち。
- 考えすぎて行動が遅れがちになる。
- 人付き合いのエネルギー消耗が早く、社交の場に疲れを感じやすい。

EかIかは「外の世界に関心が向かいやすいか」「自分の内に関心が向かいやすいか」という好みの違い。
外向型[E]は関心が外へ向くので、結果的に行動から社交性が高くなりやすく、自然と環境適応力が身に付きやすい。
内向型[I]は関心が内へ向くので、結果的に思考から集中力が高くなりやすく、自然と独立性が身に付きやすい。
エネルギーの充電方法に注目すると、E型は外の刺激や人との交流からエネルギーを充電しようとするのに対し、I型は一人での静かな時間や内面の思考からエネルギーを充電しようとする。
理解の深め方に注目すると、E型は「やってみてから考える」という行動しながら経験を積むことで理解を深めようとするのに対し、I型は「考えてから動く」というまず内省によって情報を整理することで理解を深めようとする。
刺激への反応に注目すると、E型は刺激に鈍感なので「もっと外からの刺激を受けたい」と外へ向かう反応を示すのに対し、I型は刺激に敏感なので「刺激を抑えて落ち着きたい」と内にこもる反応を示す。
あくまで、好みの傾向を表すものであって、白黒はっきりと分かれる性格分類ではない。
好みのパラメータのようなものなので、外向[E]と内向[I]のどちらも好むということもあり得る。
普段は一人で考えて落ち着く(I寄り)けど、信頼できる友人と話すことで元気が出る(E寄り)ということもある。
普段は人と一緒にいるのが好き(E寄り)だけど、休日は一人で過ごさないと疲れる(I寄り)ということもある。
こんな感じに、状況や相手によって両方を使い分けたり、人生の時期によって揺れ動くこともあるのが自然。
良し悪しはない。

興味関心の方向は、自分がどこからエネルギーを得やすいかという内的な好みなので、外から見た第一印象だけでEかIかを判定するのは難しい。
明るく誰とでも話せるのに内向型[I]という人もいれば、一見おとなしく寡黙でも外向型[E]という人もいる。
どちらが優れているというものではなく、強みも課題も性質の違いとして捉えたい。
僕自身はI型寄りなので、人付き合いのエネルギー消耗が早く、社交の場に疲れを感じやすいってところには首がもげるほど縦に振った。