【MBTI】SとNの違いってなに?ものの見方

こんにちはこんばんはいらっしゃいませおはようございます。僕です。

MBTIの4指標のひとつに「ものの見方」がある。
これは情報の捉え方の好みを示すもので、感覚型(Sensation)のSと、直観型(Intuition)のNがある。
情報のインプットの好み。
4文字のアルファベットうち2文字目。

僕はINTJ自認なので2文字目からN型(直観型)ということらしい。
S(感覚型)とN(直観型)の違いを整理して、それぞれの特徴や強み・課題をまとめてみる。

S(感覚型)

感覚型[S]は、ものの見方具体的に捉えることを好む。
物事を五感や経験に基づいて捉え、具体的な情報をインプットしようとする。
たとえば、建物の色や形、人の流れ、空気の温度、店のにおいなどから、街並みを「風景」として捉えることが多い。
抽象的なイメージよりも、「見える・触れられる・確かめられる」ものを重視して具体的でリアルな情報を受け取ろうとする。
そのため、自然と具体的な話題や体験談に惹かれる。

また、現在志向の姿勢で情報を取り込もうとする。
時間軸としての「いま」に意識を向け、目の前の瞬間に起こっている事実や変化を正確に捉えながら理解を進める。
同時に、空間軸としての「ここ」にも意識を向け、目の前で起きている出来事や物理的な環境を丁寧に把握する。
同じ情報を見ても、実際の映像や場面として理解することが多い。

こんな感じに、感覚型は具体的な情報や現実が頭に入ってきやすい。
五感で得た情報を現実の一部として丁寧に受け取りながら、具体的な出来事の集まりとして積み重ねていく。

感覚型[S]の強み

  • 具体的理解:抽象的な説明も、自分の体験や実際の光景に置き換えて理解できる。
  • 現実認識力:曖昧な印象よりも、五感で正確に把握できる。
  • 体験的理解:頭で考えるより、実際に触れた感覚から理解を深める。

感覚型[S]の課題

  • 個別の事実の背後にある概念的なつながりを見落とすことがある。
  • 目の前の具体的なことに集中しすぎて、長期的な計画や抽象的なテーマに意識が向きにくい。
  • 未知の可能性や新しい発想よりも、既存の実績や経験に基づいた方法を優先しやすい。

N(直観型)

直観型[N]は、ものの見方抽象的に捉えることを好む。
物事を背景や関係に基づいて捉え、抽象的な情報をインプットしようとする。
たとえば、建物の配置や造り、人々の流れ方、気候の変化、店の歴史などから、街並みを「文化」として捉えることが多い。
具体的な形や手触りよりも、「読み解く・想像する・結びつける」ことを重視して抽象的なイメージ上の情報を受け取ろうとする。
そのため、自然と抽象的な議論や概念的なテーマに惹かれる。

また、未来志向の姿勢で情報を取り込もうとする。
時間軸としての「将来」に意識を向け、今後の変化や可能性を想像しながら理解を進める。
同時に、空間軸としての「範囲」という広がりに意識を向け、仕組みや構造を把握しようとする。
同じ情報を見ても、概念や関係性、パターンとして理解することが多い。

こんな感じに、直観型は抽象的な情報や概念が頭に入ってきやすい。
背景や関係性から得た情報をあらゆる可能性と結びつけながら、抽象的な関係性の集まりとして繋げていく。

直観型[N]の強み

  • 抽象的理解:個別の事実をパターンや概念として読み取り、構造的に捉えられる。
  • 全体把握力:物事の本質や関係性を俯瞰して理解できる。
  • 想像力:未来の可能性や新しいパターンを発想し、柔軟な応用に繋がりやすい。

直観型[N]の課題

  • 現実の細かい事実や手順を見落としがちになる。
  • 経験に基づく具体的な判断より、概念やひらめきに頼りすぎることがある。
  • 実践に移す前に、未来像や可能性の検討に時間をかけすぎることがある。

SとNの違い

SかNかは「情報を具体的に捉えやすいか」「情報を抽象的に捉えやすいか」という好みの違い。
感覚型[S]は具体的で現実的な情報を受け取りやすく、実際の映像や場面として情報を理解しやすい。
直観型[N]は抽象的で概念的な情報を受け取りやすく、背景にある関係性や仕組みとして情報を理解しやすい。
情報の取り方に注目すると、S型は「具体的・現実的」な情報を重視するのに対し、N型は「抽象的・概念的」な情報を重視する。
時間軸に注目すると、S型は「過去・現在」に焦点を合わせ、N型は「未来」に焦点を合わせる。
空間軸に注目すると、S型は「目の前」に意識を向け、N型は「広い範囲」に意識を向ける。

あくまで、好みの傾向を表すものであって、白黒はっきりと分かれる性格分類ではない。
好みのパラメータのようなものなので、S型N型のどちらも好むということもあり得る。
普段は目の前の事実に沿って理解する(S寄り)けれど、広い範囲に意識を広げることでワクワクする(N寄り)ということもある。
普段は未来に意識を向けて概念やパターンを中心に理解する(N寄り)けれど、目の前の具体的な現実に沿わないと落ち着かない(S寄り)ということもある。
こんな感じに、状況や相手によって両方を使い分けたり、人生の時期によって揺れ動くこともあるのが自然。
良し悪しはない。

まとめ

ものの見方は、自分が情報をどのように捉えやすいかという内的な好みなので、外から見た印象だけでSかNかを判定するのは難しい。
現実志向な印象なのに直観型[N]という人もいれば、未来志向に見えても感覚型[S]という人もいる。
どちらが優れているというものではなく、強みも課題も性質の違いとして捉えたい。
NとSの違いは、他の文字に比べてちょっとわかりにくかった。
僕自身はN型寄りなので、実践に移す前に、未来像や可能性の検討に時間をかけすぎることがあるってところには食い気味に頷いた。

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